1回の集中内観をもっとも有益にする3つのコツ

あなたの貴重な1週間を有効に使うために

やっておけばよかったこと

最近、相談を受けた人に、このことを聞かれたので、振り返ってこうすればよかったという事をあげておきます。

ポイント:準備をしっかりしておく

  1. (技)いつ何があったか書き出しておく
  2. (身体)体調を整えておく
  3. (心)とにかく真剣にやる

(技)いつ何があったか書き出しておく

なかなか思い出せない

研修所に着いてから「えーと…」と思い出し始めると、あっという間に時間が経ち、1週間はすぐ終わります。(私の1回目はまさにそうでした)

1回目 集中内観

いま45才の人なら、45年分の記憶があります。当然、若い人より年配の人の方が、古い記憶を思い出すことは大変です。実際に忘れてしまっていることも多いと思います。

いつ何があったかノートに1行ずつ書き出しておくだけでも、「思い出しやすさ」がずいぶん変わってきます。

まず大きい事実を書くと思いだしやすい

入学、卒業(中退)、就職、結婚(離婚)、家族の大事件、病気、事故など、当時を思い出せることは何でも。

思い出す時は、思い出せる部分だけでいいので、0才からをお勧めします。

0才  1980年 ○○区に誕生 当時の住所
(中略)
16才 1996年 高校入学
17才 1997年 かかった病気、その頃夢中だったこと、遊んでいた場所
18才 1998年 受験勉強開始 予備校の名前 場所 その頃の友達
(中略)
22才 2002年 就職 当時の会社名 場所 記憶に残っていることなど
(中略)
32才 2012年 現在 今の会社名

方法は手書きでもエクセルでも、自分の慣れたもので。

内観の一番はじめは、お母さんとお父さん(養育者)に対して調べるので、その対象について思い出したこともあれば、記入しておきます。

内観が深い人は自然に行っている

要は、行く前から内観を始めておくんですね。0才からノートに1行ずつでも書き出しておくと、思い出す時にだいぶ記憶のより所がでできます。

内観で食事中にかかるテープを聴くと、深い内観に達する人は無意識にこのような事を行っています。母に対する自分の行動を何度も繰り返し思い返していたり…。そういう内観は、これが1週間とは思えない深い境地です。

(身体)体調を整えておく

疲れていると眠ってしまう

社会人の方なら1週間の時間を工面するため、直前は無理なスケジュールになりがちだと思いますが、なるべく短期間に激務をこなし内観へ、とならないようにしたいものです。

というのは私にも経験があるのですが、疲れていると、最初の1日目は寝ます。(汗)疲れが押し寄せ、座ったまま…。何らかの事情でせっぱつまっている状態であれば、真剣さが違うのでこんなことにはならないと思いますが。

己の真剣さの足りない心を告白することになり情けないですが、本当に疲れは大敵です。

(心)とにかく真剣にやる

一番大切なこと

といっても一番大切なことは「真剣に、一心にやる」こと。これだけで、本当に人生が変わる体験ができますから…。

真剣に当時を思い出そうとする時、脳に負荷がかかっています。この負荷を繰り返すと、記憶の深い層に眠っていた「忘れていた事実」にたどりつく…そんなイメージです。

今回ご相談を聞かせていただいた方は、幸い(!)ご家族のことで状況がかなりせっぱつまっていたので、きっといい内観になるだろうと感じました。

私自身をふりかえっても、そういう「逃げ場のない問題」の時ほど、いい結果が生まれました。もちろん、本人はとても苦しいのですが…。

おわりに

内観も修行のひとつ

内観もいってみれば「修行」の一つなので、身体も使うし(脳も身体の一部です)、心も使います。両方整えておけばそれだけ充実した内容になります。

私の場合2回目の内観で驚きの効果があったことは、体験記に書いた通りですが

2回目 集中内観

このようにしていたら1回目から充分な効果が得られたろうと思います。お役にたてていただければうれしいです。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。