依存症からの回復(1)タバコ 「自己暗示」で14年の喫煙卒業

依存症からの回復(1)タバコ

赤ちゃんを使った広告シリーズより、禁煙キャンペーン

依存症と、やめられた理由

摂食障害、ヘビースモーカー、アルコール依存症…ACの症状ですが私もその一人でした。

内観で人生観が変化するまで依存症の問題は続いていましたが、内観ですべてに共通していた根本原因がなくなりました。そこまでの依存の転移を書いていきます。

大嫌いだった子ども時代

から本音では嫌だとずっと思っていたので、30才の時に「禁煙セラピー」を読んで、うまくいきやめました。(3.4回失敗し成功)

現金なもので、今では煙の匂いを嗅ぐのも遠慮したいほど。こういう思いをタバコの嫌いな人にさせていたのかと思うと、恥じ入るばかりです。

身体はどんな刺激にも慣れる

元々扁桃腺を晴らしやすく、刺激物も好まない自分が、なぜ一時期あれほど強い刺激を大量摂取出来たのか不思議です。相当無理していたのだろうと身体に感謝しています。

私のタバコ歴

セブンスター、警告表示後のパッケージ

1日20本、14年

私は16才 ヾ(・・;)ォィォィ から30才まで、1日1箱(20本)ペースで、14年間タバコを吸っていました。朝起きたら、まず一服していました。今となっては信じられませんが。

10代、無防備だった

当時の美術予備校の友達にも喫煙者が多く、色々なタバコをもらって試していました。海外タバコも。あったのは好奇心だけ。健康への影響を調べたことはありませんでした。

あっという間にハマる

最初に吸ったのはバージニア・スリムメンソール、マイルドセブン、すでに20才の頃にはセブンスターへ移行し、順調に愛煙家への道を歩き始めました。

順調に依存症突入

高すぎる代償

調べたらセブンスターは現在(2012)の価格440円でした。買わなくなり久しい私にしてみれば、高い!!高いなぁ…というのが率直な感想です。

440円払って健康を害した上、喫煙場所の少なさに引け目や自己嫌悪…得るものに比べ代償が高すぎです。自分もそうでしたが。

エスカレートする刺激

世間ではLightなタバコが流行り出しており、セブンスターは当時から「強いタバコ」「きついタバコ」のイメージでした。すでに少しの刺激では物足りなくなっていました。

マイナスはきりがない

スターバックスの禁煙表示。

マイナスとプラスが見合わない

タバコを吸っていた頃のマイナスは、プラス(リラックス、喫煙所の談笑)をはるかに上回るものでした。

髪や身体の臭い、吸わない人への気兼ね、吸っちゃいけない場所でも吸いたくなる(のに世間からは喫煙所がどんどん減っていく)、浅ましく吸える場所を探す自分が惨め。時間のロス。…

まだまだあるぞ

カーテンや壁が汚れる、部屋がくさい、掃除が面倒、歯が黄色くなる、肌荒れなど。階段も息切れ、見た目イメージの悪さ…。

女性の喫煙は更にマイナスイメージ

が強く、どんな男性も、女性には健康な子供を産んでほしい(オスとして正しい本能)ことも身に沁みて感じました。

タバコの悲しい思い出

タバコで傷ついたこと

タバコで悲しい思い出も一杯あります。止めたい人は、ほとんどそうではないでしょうか。

本当は軽蔑されている喫煙者

10代の頃に、駅で近所の友達Yちゃんと待合せた時のこと。お母さんに送ってきてもらった彼女は、お母さんにああなっちゃダメよと言われたと話してくれました。

私はタバコを吸いながら彼女を待っていました。

Yちゃんのお母さん本当はそう思っているんだ、と秘かにすごいショックでした。

嘘をつき嫌われる

後年、お見合いのようなことをした時は、ノンスモーカーと嘘をついたことでショックを与え、話は破談!!結婚して将来を安定させようと目論んでいた20代崖っぷちの当時の私に、これはかなり堪えました。相手に好感を持っていたので、尚更でした。

もちろん明らかに自分に非があります。これも忘れられない、情けない思い出です。

意外に簡単だった禁煙

意外に簡単だった禁煙

しかし意外に簡単にやめられたのも事実です。成功した時、もがいた日々は何だったの?という思いでした。

成功はちょっとした自己暗示

振り返ると、依存する心には不安や思い込みがあり、そこがちょっと変わるだけで症状が治まることは充分あり得るのです。

依存は心理的なもの

身体的なニコチン依存と心理的な依存のうち、影響は圧倒的に後者の方が大きいそうです。(アルコール依存も同じ)

禁煙セラピー

作者:アレン・カー (著), 阪本 章子 (翻訳)
出版社:ロングセラーズ
発売日:1996/5/1
メディア:(ムックセレクト) [新書]

禁煙セラピー=認知療法

依存を止めても大丈夫なんだ、と冷静に納得出来ればやめやすい点で、「禁煙セラピー」の内容は、いま思うと認知療法だったと思います。

恐怖心をあおるより、なぜ悪いのか、やめるとどうなるか、淡々と納得いくよう説明されるアプローチだったのでやめられました。

amazonレビューの膨大な量からこの本が多くの人に大きな影響を与えた事が解ります。

心が変われば、行動も変わる

依存のほとんどは心理的なもの

なので、その思い込みを少しずつ、崩すように論理を積み上げていくこの方法は、私にもかなり効果がありました。

人間が行動を変えていく時には

まず心理が先に変わる必要があります。そのため冷静な納得プロセスが不可欠ですが、内観もこれと原理は全く同じです。

今では家族(両親と弟、私)全員の中で私だけがノンスモーカーです。

【怖い】海外のタバコパッケージ

どぎつい海外タバコパッケージ

この記事に合う画像を検索した所、海外のそれはモロすぎて、とても表示できるようなものではありませんでした。_| ̄|○

リスク公開の徹底

個人の選択を尊重する欧米の文化(や警告表示に積極的なタイ・シンガポール)は、悪影響リスクもごまかさない姿勢もひるむほど徹底しています。プラスであれマイナスであれ情報は公開し、その上で選択したらそれは当人の責任、という考え方ですね。

興味のある方は、

以下などの文言でGoogleイメージ検索してみて下さい。心の準備は忘れずに…

smoking harms
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